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Chapter8:著作権

著作権…2次創作をしている人であれば、一度はこのことについて考えたりしたことがあるのではないでしょうか。
ここでは著作権そのものについては述べません。詳しく判りやすく解説しているサイトがありますので、そちらで確認なさってください。
また、この項目についてはマナーとは別物だと思います。が、ウェブサイトを閲覧している中で引っかかる部分も多いところですので敢えて取り入れました。


著作権表示

当サイトでは管理人と管理人、管理人と閲覧者の関係において『してくれたら嬉しいなと思うこと』や『しないほうが無難なこと』を述べています。しかしながらこの項目については当サイト唯一の『してはいけないこと』となります。管理人と閲覧者の関係ではなく、2次創作者と著作権者の関係における事項だからです。

ウェブサイトに限らず『Copyright (C) 2009 ○○ All rights reserved』という表記を目にすることがあると思います。コピーライト表記・著作権表示などと言われるもので、ウェブサイトであれば『このサイトにあるもの全部○○が著作権を持っています』という主張となります。Copyrightは『著作権』 All rights reservedは『著作権所有』、直訳すると『全ての公民権を確保する』という意味です。
素材サイトやオリジナル創作のサイトであれば、全く問題はありません。
ですが、2次創作サイトではこの表記はしてはいけません
それはなぜか。
2次創作には『原作』が存在します。原作のキャラクターを使い、原作の世界観を使い、作品を作るのが2次創作です。原作沿いの創作をする場合は原作のストーリーそのものまで利用することになります。
原作があるということは原作者という著作権者がいるわけです。
でもそこでコピーライト表記をしたらどうなるでしょう。
『原作も含めて全部の著作権を○○が持っています』そう主張していることになるのです。
2次創作をしている人が持っているのは、自分の作品に対してのみです。
著作権というのは主張しなくても作品が出来た段階で発生します。別にコピーライト表記をしていなくても著作権は発生しているんです。発表していなくても創作した段階で発生しているものなのです。
コピーライト表記をすると原作の著作権者の権利を侵害することになります。(元々2次創作自体が著作権者にお目溢ししてもらっているグレーゾーンなのですが…)
また、稀に『Copyright (C) 2009 原作者名・版権元 All rights reserved』と表示していることもあります。
これは『原作者・版権元に許可を取って創作しています』ということになります。本当に許可を貰っているのでなければ、この表記はしてはいけません

それでもパクリ対策や牽制の為に著作権を表示したい…という場合は『(原作名)の著作権は原作者様・版権元様に帰属します。当サイト内におけるイラスト・文章の著作権は管理人に帰属します』と書くくらいが無難なのではないでしょうか。


パクリ・ネタ被りについての考え

創作活動をしてウェブサイトで発表しているとどこかで『パクられた』などの騒動を目にしたことがあるのではないでしょうか。自分がパクられた、パクったというのはそこまで多くはないと思いますが…。
パクりそのものについてはここでは述べませんが、1つだけ。パクる人は他者の創作物で自分が賞賛を受けて嬉しいのでしょうか?2次創作は原作やキャラクターに萌えて、その思いが嵩じてするものだと思っています。作る過程こそが2次創作の楽しみではないかと思っています。その1番楽しい過程を経ないで賞賛を受けることを空しいとは思わないのでしょうか…。思わないからパクるのでしょうね。

『パクられた!』と騒ぐ人たちもいるようですが…その際の『パクり』とされるものの大部分はネタ被りに過ぎないものです。
ネタが被ってもパクりではありません
ネタというのは素材です。同じネタ・シチュエーションであってもストーリー展開・文章が同じでなければ『パクり』とはいえないのです。
『忙しい人のための簡略「提言騒動」話』というサイトに判りやすい例が提示してあります。(『箇条書きマジック』の項)

ヒロイン:ある国のお姫様
ヒーロー:別の国の王子様
悪役:魔女
ストーリー:魔女の姦計によって眠っている姫に一目ぼれした王子がキスをして目覚めさせ、2人は結婚してハッピーエンド

『忙しい人のための簡略「提言騒動」話』で2つの物語の設定を箇条書きにして例示してあるのですが、1つは白雪姫、もう1つは眠りの森の美女です。2つの童話を読んで、『白雪姫は眠りの森の美女のパクリだ!』『眠りの森の美女は白雪姫のパクリだ!』なんていう人はいませんよね?
ネタ被りなんてその程度のものなんです。

創作において、素材が同じであっても創作者によって自ずとそれぞれに個性が出ます。文章であれば文体であったり表現方法であったり、イラストなら色使いやタッチであったり…。
素材が同じ程度なら、『同じ萌えポイントの人がいるんだ』と喜ぶくらいでいいんじゃないでしょうか。
ネタ被りは誰にでもどこにでもあることです。ネタ被りをもってパクりというのは被害妄想です。
寧ろそのネタでどうオリジナリティを出すのかこそが重要だと考えています。

閲覧者側は通っているサイトと似た作品を見たからといってすぐに『パクり!』と騒がないようにしましょう。ネタ被りなのではないか、まずはそれを考え、明らかなパクリ(無断転載、文章をそのままコピペで利用、トレース)の場合に初めて騒ぎましょう。いえ、騒ぐことを勧めているわけではありません。
パクられていると思われる管理人へ連絡するのも、相手をよく見極めてからにしましょう。連絡されることを面倒臭いと思う人もいるかもしれません。連絡して欲しいと思う人もいるかもしれません。連絡されたくないと思う人もいるかもしれません。管理人それぞれの考えがあります。
もしかしたら連絡をしたことでトラブルが大きくなり、サイトが閉鎖されてしまう…なんて可能性だってあります。トラブル対処でサイトの更新が止まってしまうかもしれません。そういう可能性も考慮したうえで連絡するならしましょう。
ましてやパクったと思われるサイトに攻撃をするなんてことはしないようにしましょう。第三者が介入すると余計に事態がこじれるケースのほうが多いですから。
それでもどうしてもパクられていると思われる管理人へ連絡をしたい!というのであれば、『とても似た作品を別サイトで見かけました。もしかして別の名義でサイトを運営していらっしゃるんですか?』くらいのニュアンスで抑えておくほうがいいでしょう。